2026.4.6
株式会社テクロスは、InsighTCROSS®の新機能「GeoStance」に関する特許を取得したことをお知らせいたします。
「GeoStance」は、医薬分業の進展により不透明化している「どの医療機関の処方が、どの薬局売上につながっているのか」という課題に対し、独自のアルゴリズムを用いて地理情報から医療機関を自動推定するシステムです。従来、この関係性の把握には多大なコストと人的リソースを要しており、組織内のサイロ化、担当者間の不公平感といった課題が指摘されてきました。
「GeoStance」は、地域特性や医薬品特性に応じて距離パラメータを柔軟に設定し、複数の薬局に分散した医薬品売上を定量的に医療機関へ按分することを可能にします。これにより、薬局への聞き取り調査などの活動を大幅に削減し、データに基づいた効率的、且つ戦略的な意思決定を支援します。
さらに本技術は、外部データへの依存を低減しながら医薬品売上構造を可視化できる点において、製薬企業のデータ戦略を大きく変革する可能性を有しています。InsighTCROSS®と連携することで、最適な営業・マーケティング施策の設計、及びROIの最大化まで一貫した支援が可能となります。
テクロスは、本技術を国内外の製薬企業、医療機器企業へ展開し、医療マーケティングの高度化と持続可能な医療の実現に貢献してまいります。
尚、詳細につきましては、2026年4月21日(火)から23日(木)に東京ビッグサイトで開催されます「ファーマIT&デジタルヘルス エキスポ 2026」の展示ブース(ブース番号: 8D-13)、及び22日(水)の講演において、昨年特許を取得した新規導入薬の早期処方医を同定する「EarlyScripters」とともにご紹介いたします。
InsighTCROSS®は、株式会社テクロスが開発した医薬品・医療機器企業向けの意思決定支援モデルです。従来の経験や勘に頼る営業・マーケティング活動に、統計解析とデータサイエンスを融合させることで、医師の処方行動や選択基準を可視化し、効果的な戦略立案を可能にします。これにより、製薬企業は効率的なリソース配分やマーケティングコストの削減を実現し、最終的には医療費の適正化や持続可能なヘルスケアシステムの構築に貢献することを目指しています。