2026.5.19
株式会社テクロスは、2026年5月18日付で、特許庁より、医薬品・医療機器業界向け営業・マーケティング支援プラットフォームInsighTCROSS®の中核機能である「ActionOptimizer」、及び「ValueTracer」に関する発明について、特許査定を受けたことをお知らせいたします。
発明の名称は「医療用販売支援情報処理装置及び方法」です。
従来、営業・マーケティング活動は担当者の経験や感覚に依存する部分が大きく、「何が本当に処方に影響したのか」を定量的に把握することは困難でした。ActionOptimizerは、個々の医師ごとの属性や営業・マーケティング活動履歴をもとに、ロジスティック回帰分析を用いて医薬品・医療機器の使用・処方確率を算出し、 「どの活動を、どの程度強化すれば目標に到達できるか」を予測することが可能となります。
これにより、企業は不要な活動を削減し、成果に直結する活動へ営業・マーケティング投資を集中させることができるようになります。営業活動を“経験”ではなく“科学”として捉えることで、より精度の高い意思決定を支援します。
また、ValueTracerは、営業・マーケティング活動ごとの投資対効果(ROI)を定量的に分析する機能です。特許請求項には、販売促進活動ごとの相対影響度を算出し、その影響度に基づいてROIを計算する仕組みが含まれています。
ValueTracerでは、年間を通じた活動別ROIを可視化することで、「何をやめるべきか」、「何を強化すべきか」という経営判断を支援します。これまで定性的に評価されていた営業・マーケティング活動に対し、定量的な根拠を与えることで、限られたリソースを最適に配分することが可能となります。
さらに今回の特許には、医師同士の類似性をコサイン類似度分析によって算出・分類する技術も含まれており、InsighTCROSS®に搭載されている「MedLinker」に関連する技術も一部包含されています。
テクロスは、2026年5月20日(水)から22日(金)に幕張メッセで開催される「ファーマDX EXPO 医薬品向け デジタル支援展」に出展し、今回特許査定を受けたActionOptimizer、及びValueTracerを含むInsighTCROSS®の各機能を、製品のデモンストレーションを通じて紹介いたします。
代表取締役である橋本悟は、「医薬品業界では長年“どの活動が成果につながったのか”を定量的に説明することが難しい状況が続いていました。今回の特許査定は、営業・マーケティング活動を科学的に解析し、最適化するというInsighTCROSS®の根幹技術が認められたものと考えています。今後も、日本の医療業界におけるDX推進と、より合理的で持続可能な営業・マーケティングの実現に貢献してまいります」と、コメントしています。